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知っておきたい!!環境関連情報への知識  

~花王㈱シリーズ・・・「プラスチック製アイキャッチシール廃止」を推進~

花王㈱は、2020年春に発売する「ビオレu」全身洗浄料、ボディケア製品、入浴剤において、商品(パッケージ)に添付しているアテンションツール「プラスチック製アイキャッチシール」を順次廃止するとのことで、これは、花王のESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」の注力アクションである「リデュースイノベーション」の取り組みのひとつであり、「Kirei Lifestyle Plan」の19の重点取り組みのテーマの中では、「ごみゼロ」に貢献するものだそうです。
花王グループは、毎日の暮らしの中で使用する製品を提供する企業の責務として、製品のライフサイクル全体を通じた環境負荷の低減に積極的に取り組んでおられます。
ESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」を策定し、19の重点取り組みテーマを設定。
これまでの企業活動で培ってきた「よきモノづくり」の思想を「ESG視点でのよきモノづくり」へと高め、環境や社会に配慮した取り組みを強化していくとのこと。
社会的課題のひとつであるプラスチックごみ問題に対しては、これまでも、プラスチック包装容器の薄肉化、詰替の促進、濃縮化、大容量化などによって貢献し、プラスチック循環社会の実現に向けて、「リデュースイノベーション」「リサイクルイノベーション」に注力していくことを発表されています。
その一環として、商品(パッケージ)に貼付している「プラスチック製アイキャッチシール」の全廃を目指すこと。
「プラスチック製アイキャッチシール」は、消費者の購入時に商品特徴や正しい使用方法などを的確に伝達できるメリットがある反面、その分のプラスチック使用量が増え、プラスチックごみや廃棄時のCO2排出量の増大につながるという課題があったそう・・・
今回の「ビオレu」全身洗浄料、ボディケア製品、入浴剤では、従来アイキャッチシールで訴求していた内容をボトルに記載することで、廃止を実現。
今後も「プラスチック製アイキャッチシール」の廃止を進めるとともに、使用の伝達等が必須な場合は、FSC認証紙などの認証紙への変更を行う、その他のコミュニケーション方法に切り替えるなどし、2021年末までには「プラスチック製アイキャッチシール」の全廃を達成する目標とのことです。
対象となる商品に目を向けて、目標期間までに達成していこうという決意が表れていますね!!

~花王㈱シリーズ・・・未来へ向けた「花王グループの新たな挑戦」~

花王㈱は、2025年、2030年、そしてそれ以降も持続的な成長が可能となる基盤構築へ向けて、新たな挑戦としてESG経営に大きく舵を切っていくとのこと。
まずは、2019年4月22日に公表した、ESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」を具現化させ、その活動を本格始動させていくそうです。
これまでの企業活動の中で培ってきた"よきモノづくり"の思想を、ESG視点でのよきモノづくりへと高め、環境や社会に配慮した取り組みをより一層強化し、グローバルで存在感のある会社を目指されます。
昨今、気候変動、高齢化社会、資源枯渇、海洋プラスチックごみ等といった社会的課題が、市場そのものに大きなインパクトを与え、消費者ニーズにも変化をもたらしています。
そうした変化の中、消費者が求める持続可能な暮らしを「Kirei Lifestyle Plan」とし、これまで進めてきた"よきモノづくり"を、ESG視点を念頭においた"ESGよきモノづくり"へと高め、花王らしいアプローチで、人々の喜びと満足のある豊かな生活文化を実現できるよう取り組んでいかれます!!
その第一弾として、プラスチック循環社会へ向けた「リデュース/リサイクルイノベーション」とQQLの向上等に寄付する「ソーシャルイノベーション」に注力していくとのことです。
※QQL(クオリティ・オブ・ライフ):一人ひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のこと。
-プラスチック循環社会へ向けて-
●リデュースイノベーション・・・プラスチックボトルレス化の加速(新しいフィルムの提案)
花王が独自に提案し、普及に努めてきた詰替用フィルム容器を本体として使えるようにします。
「スマートホルダー」との組み合わせに加え、フックと吐出部の装着による吊り下げ使用を提案していくほか、「Air in Film Bottle」など、新容器の提案も積極的に増進していきます。
※スマートホルダー:詰替用フィルム容器をセットするだけで、詰め替えずに繰り返し使用できるホルダーのこと。
※Air in Film Bottle:フィルム容器の外側に空気を入れて膨らませて自立させ、本体容器のように使用できるボトルのこと。
●リサイクルイノベーション・・・製品を発売して終わりではなく、廃棄(処理)まで責任を持って取り組んでいきます。
使用済プラスチック容器の革新的リサイクル技術の構築、高品質・低価格な再生プラスチックの開発と活用、価値を創造する「リサイクリエーション」の推進、プラスチックごみの産業用途への利用等に注力していきます。
※リサイクリエーション:使い終えたものを資源に戻す「リサイクル」と、新たに価値を創造する「クリエーション」を合わせることで、従来のような同じモノに戻すのではなく、より楽しいモノ・よりよいモノを創り出す、アップサイクルのこと。
花王は、ESGを根幹に据えた経営に大きく舵を切り、グローバルで存在感のある会社を目指しています!!
詳細が分かりやすく、一つひとつの言葉が大事であり、とても素晴らしい心意気ですよね!!

~花王㈱シリーズ・・・ESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」を発表~

2019年4月22日、ESG(環境、社会、ガバナンス)戦略「Kirei Lifestyle Plan」をウェブサイトにて公開。
花王は130年にわたり、人々の暮らしに寄り添うことで、豊かな生活文化の実現を目指してきました。
2017年には、「自ら変わり、そして変化を先導する企業へ」をスローガンに掲げ、中期経営計画「K20」をスタート!!
2030年までに達成したい姿を「グローバルで存在感のある会社『Kao』とし、事業の持続的成長と持続的な社会の実現のために、ESG活動をこれまで以上に重視しながら、「利益ある成長」の実現に取り組んでいるとのことで、昨年は、ESG視点での「よきモノづくり」を本格化するため、社会問題のひとつであるプラスチック包装容器に関する花王の姿勢をまとめた「私たちのプラスチック包装容器宣言」を発表されました。
昨今、気候変動、高齢社会、資源枯渇、海洋プラスチックごみといった社会的課題の中、花王では、消費者ニーズが高まっている持続可能な暮らしを「Kirei Lifestyle」とし、それを実現するためのESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」を策定。
「Kirei Lifestyle Plan」はビジョン、2030年までの3つのコミットメント、重点取り組みテーマである19のアクションで構成されていて、日本語の「きれい」という言葉は、「美しさ」や「清潔」という意味だけでなく、こころの状態や生きる姿勢もあらわしており、それは自分自身に加えて、社会の「きれい」にも繋がっていくと考えられているそうです。
「Kirei Lifestyle Plan」は、3つの柱で構成されています。(以下、コミットメント)
1つ目の柱「快適な暮らしを自分らしく送るために」・・・2030年までに世界中の人々の、まずは10億人を目指して、よりこころ豊かな暮らしに貢献します。
より清潔で、健康に、安心して年齢を重ね、自分らしく生きられるように。
2つ目の柱「思いやりのある選択を社会のために」・・・2030年までにより活力と思いやりのある社会の実現のために、すべての花王ブランドが、小さくても意味のある選択を生活者ができるように提案をします。
3つ目の柱「よりすこやかな地球のために」・・・2030年までにすべての花王製品が、全ライフサイクルにおいて、科学的に地球が許容できる範囲内の環境フットプリントとなるようにします。
このように明確な目標を立てて、未来のよりよい社会実現に向けて、企業全体で努力する姿が素敵ですね。

~「SUBARU」電動車への計画・・・10年後までに販売車の40%以上を電動車へ~

自動車メーカーの「SUBARU」が10年後の2030年までに、販売する車の40%以上を電気自動車とハイブリッド車などの電動車にする計画を打ち出しました。
世界的に環境規制が厳しくなる中、自動車業界で電動化の動きが加速しているみたいですね。
SUBARUは1月20日記者会見を開き、電動化の計画を公表しました。
SUBARUが2018年度に販売した電動車は、販売台数全体の2%余りにとどまっています。
今後、資本提携しているトヨタ自動車からハイブリッド技術の提供を受けるほか、共同開発を進める電気自動車の2020年代前半に投入するとのこと。
そして、10年後の2030年までに世界で販売する車の40%以上を電気自動車とハイブリッド車などの電動車にする計画です。
SUBARUの中村知美社長は、「アライアンスを活用しながら、基幹技術の開発を加速させていきたい」と述べられました。
世界的に環境規制が厳しくなる中、トヨタ自動車は2025年に世界で販売する車の半分にあたる550万台以上を電動化するとしています。
また、マツダは2023年には生産する全ての車を電動化する方針とのことで、自動車業界全体が電動化を急いでいるみたいですね。

~ユニクロ全店舗 脱プラごみへ・・・レジ袋・包装 紙に切り替え~

ユニクロなどを展開するファーストリテイリングは、プラスチック製のレジ袋を2019年9月から順次、紙製に切り替えると発表しました。
これは、世界約3500のグループ店舗全てが対象です。
包装なども含めたプラスチックの量は、現在の15%まで減る見込みとのこと。
2019年9月以降、日本を始め、12か国・地域で使用しているプラ製のレジ袋を、再生紙などを使用した紙製に切り替え、海外のユニクロやジーユーではレジ袋を有料化します。
日本では、2020年1月から1枚10円(税抜)で販売開始となりました。
外食産業が中心だった脱プラの取り組みは、アパレル業界にも広がり始めましたね。
関西で約150店を展開するライフコーポレーションは、2015年10月から京都市、2018年6月から大阪府吹田市など府北部の店舗でレジ袋を有料化していたそうで、エコバッグ持参の来店客は3~4割から有料化後は7~8割に高まったといい、今後も実施店舗を増やしていく方針とのことです。
また、イオンは、総合スーパーを中心に約1700店舗でレジ袋を有料化し、2020年2月までにミニストップやドラッグストアを含む約2500店舗まで拡大する方針!!
すかいらホールディングスは、7月からグループ約3000店舗全てでプラ製ストローの提供を廃止し、以前にもご紹介したトウモロコシが原料となるストローへの切り替えをほぼ終えられましたが、「環境意識の高まりもあり、ストローを頼まないお客様が増えた」と結果は順調だそうです♪
脱プラに向けた企業の取り組みは、有料化か素材の変更に大別されます。
レジ袋の有料化は、エコバッグを持参しやすい主婦が主要客のスーパーで広がりを見せ、手ぶらで立ち寄る客が多いコンビニなどでは、客離れへの懸念から有料化は遅れているのが現状です。
今後は企業が顧客に対し、環境対応への協力をどうアピールするかが課題となりそうです。
私たち消費者も企業にばかり求めず、エコバッグを持参するなど対策を考えるべきですね。

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